Vtuberがたくさん流れてくる私のTwitterのTLにある1つのツイートが流れてきた。
!?!? 思わずTLをスクロールする手を止めてしまいました。
もともと声優オタクをやっていた時期もあり、kotoneiroやブルーアーカイブの
ASMRの販売ボイスが流行ったときも”やばい”との噂は耳にしていました。
「あかん、1度見たら沼にハマってまう。ただでさえ声のいい声優さんが近くで囁きや耳ふ~なんて
されたら戻ってこれなくなる。気軽に手を出したらあかん。」
私の本能がそう囁いていました。
東方は弾幕じゃない方のゲームをいくつかやっていたり名前とキャラと能力が一致する程度で
浅い知識だけなのですが、不思議と気になってしまいました。
イラストもめっちゃ可愛いな、、、 しかもCVまりんかか、、、 しかもキス音をめっちゃ録っただと、、、
いやしかしだな、、、
そう躊躇していた私はとりあえずサンプルボイスを聴いてみることにしました。
ボイス1を聴いた後のぼく「はいはいよくある生意気メスガキ系ね、残念ながらメスガキ系はあまり性癖に刺さらないんだよね~(天下無敵)」
ボイス5・6を聴いた後のぼく「しおらしい少女になってデレデレやんけ何があったんや!!!」
「PayPay♪」
気づいたら手が勝手に支払っていました。きっと女苑ちゃんが近くにいたのでしょう。僕は悪くない。
高野麻里佳さんと言えばウマ娘のサイレンススズカやFate/Grand Orderのメリュジーヌなど
アニメやゲームにもいろいろ抜擢されている人気声優さんでお姉さん系からロリっ子まで
演じています。
今回の比那名居天子は人間とは違い天界に住む天人という種族です。それ故人間というものをあまり知らず
わがままな少女!という感じです。
サークル名はアールグレイというところで今回はじめてお目にかかりましたが
コンセプトはこんな感じらしいです。
こういう導入部分というか最初のストーリーの
始まりが丁寧な作品とか好きなんですよね~
あらすじはこんな感じです。
奔放で無自覚に接近する天子は、交流の中で徐々に「あなた」を意識していき……。
KU100で収録された、耳にかかる「ふーっ」という吐息や、呼吸音、
密に伝わる熱のこもった言葉の数々は、バイノーラルだから感じられる逸品です!
「あなたに気持ちを伝えてしまったら、その……」
「好きだって認めちゃったら、止まらなくなっちゃう……」
「あなた」と過ごす中で距離が縮まっていき、恋を知っていく天子。
ウィスパーで急接近! 耳にかかるたっぷりの吐息! 甘くうずくような告白!
動きの感じられる音声作品なので、ぜひイヤホン・ヘッドホンで堪能してください!
いやぁ~いいですね~ ASMRならではのズイっと近づいてくる感じや耳元での囁きがリアルでした!
ここから先は各トラックについてネタバレありのレビューを語りつくしていきたいと思います!
トラック1
■トラック1『比那名居天子との出会い(Voice)』(5:19)
「なによなによ! 私が付き合えと言ったこと、理解できないわけぇ!?」
「私に付き合えって言ってもらうことは、すごく光栄なことなのっ!」
「あなた」にいきなり自分本位な告白をしてしまう比那名居天子
幻想郷に慣れていない「あなた」を振り回すように連れて行ってしまう
まずはプロローグ 第一印象は元気で天真爛漫な女の子
いきなり出会うなり「お!見つけたわよ、そこの貴方!私と付き合ってもらうわ!」
と言われ当然のようにぽかんとしている主人公のぼく
そこに畳みかけるように自分は何よりえらいだとかあんたバカぁ?と
惣流・アスカ・ラングレー並みの罵倒を浴びせてくる。 なんだこいつ。
最初の付き合って!は告白ではなく暇だから遊び相手になってほしいとのこと。
一緒に来ないと異変を起こすとまで言い始めた。
ちなみにこの子の能力は大地を操る程度の能力 地震や地盤沈下を意図的に引き起こせる
普通にヤバイ
その後も勢いに気圧され、とりあえず雨宿りができる屋根の下まで行こうという。
どうやら天子の気質やなんやで雨が降るとか分かるらしい、一家に1人ほしい。
と、1章はここまで。 ちなみにこの1章の時点で左右に移動したり近づいたり離れたり
落ち着きのない天子の様子がバイノーラルでもよく感じ取れますw
トラック2
■トラック2『気質に混ざる天子のささやき(Voice)』(10:04)
「私はねぇ……あなたが恥ずかしそうにしている顔が、たまらなく好き♪」
「私に見限られたくなかったら、満足させてちょうだい♪♪」
「あなた」と共に古びた神社で、一時的に雨宿りをする天子
寒さで震える「あなた」を暖めるために、2人の距離は近づいていく……
結局雨に降られ、びしょぬれになりながら無人の神社にたどり着く2人
もちろん暖房などはなく寒いと嘆く天子は唐突に抱きしめあって体を温めようとか言ってくる
距離感バグってない???
ここからすでに近すぎてやばいです。色々と
挙句の果てに心臓の音がうるさいとまで言い始めた。
「こんな至近距離で抱き合ってたらドキドキするに決まってんだろ!!!」
緊張してますます固くなるぼくに耳ふ~をしてくれる。チョロチョロ男のぼくはちなみにもう堕ちてる。
それでびくびくと反応する僕におもちゃを見つけたといわんばかりに攻めてくる天子。
ここでの関係はまだ下僕、おもちゃ 偽の告白までして煽ってくる このメスガキ…ッ!!!
と2章はここまで 全体的に耳ふ~が多くなんだかんだ寒がっていた主人公を温めてくれて
いました。
トラック3
■トラック3『桃を食む柔い少女の味(Voice)』(10:35)
「もっと力を入れて、私を押し倒すくらい……グッと!」
「あっは♪ 足りなぁい~全然足りないわ、あなたの力♪」
寄り添ったまま「あなた」を弄ぶように熱を共有する天子
雨が続く中で、天子のイタズラはより奔放で激しいものに変わっていく
ここからは物理的な距離も心の距離ももっと近くなる。そしてまた唐突に言い放つ
「ねぇ、キスしよっか」 !?!? 距離の詰め方えぐい
ただぼくの困った顔が見たいがためにキスを迫ってくる天子
そしてぐぅ~っと爆音のおなかの音を鳴らしてしまうぼく
そしてどこからか持ってきた桃を分けてくれる ちなみに頭についている桃は仙果と呼ばれていて
食べると不老長寿などすごいことが起こるらしい。
よほどおなかがすいたのか貪るように桃を食べるぼく
そしてドジっ子のぼくはほっぺに桃をつけてしまう
そんな様子のぼくを見て桃を取ってくれるという天子 なんとチュッとキスで食べながら取ってくれる
もちろん慌てふためくぼくを見てお気に召したのか今度は押し倒してみなさ~いと
いたずらしてくる 華奢な体をしているがぼくの力は到底かなわない 腐っても天人のようだ
そうこうしているうちに日が暮れどこかに一緒に泊まることに どうやら知り合いが隠れ家を持っているようだ
トラック4
■トラック4『添い寝、心音、それが天命(Voice)』(12:10)
「私のこと、暖めてよ。それがあなたの役目でしょ♪」
「……嬉しいでしょ? そういうこと出来て♪」
とある仙人の住む仙界を、本人不在の中勝手に借りる天子
布団を敷き、寒がる「あなた」と共に添い寝をすることに……
宿に泊まったものはいいものの布団は1つしかない模様 最初は布団は私が使うから床で寝なさいと言われるが
寒さで震えるぼくを見て一緒の布団で添い寝してくれることに なんだかんだ優しい
一緒に寝ることなんて造作もないと言いながら気になって眠れない天子
ここらへんで初めて主人公のぼくを意識し始める
ここでも温まるためにぎゅっとしてとねだってくる トラック2に比べて甘い声になっている。
自分の心の声まで全部声に出して伝えちゃうあたりが可愛い
添い寝ということもあり割とおとなしめのトラック
トラック5
■トラック5『朝日の曇る湯船で共に(Voice)』(12:23)
「柔らかくて、熱くて……ちょっぴり甘かった……」
「これが、ほんとのキスなんだ……」
天子と「あなた」が目を覚まし、まだ空も白む頃にお風呂へ
のぼせた勢いで、天子が無意識に抱えていた思いを口にする
そしてしれっと朝風呂混浴を決めている主人公ぼくと天子。
おもちゃ扱いではなく身の回りのお世話係に昇格した。 今度は主人公からの告白を求めてくる。
朝の温泉で抱き合って好き好き連呼とか付き合いたてのカップルでもしねーぞおい!
そして風呂でのイチャイチャは続き熱に浮かされキスしたいなぁとセリフが漏れる天子
決していたずらからではなく声に出してしまった心の本音。
取り繕うようにこれはあなたのためと言い訳を繰り返す。
もう完全に甘えた声。可愛すぎて昇天した。そしてイチャイチャしてるうちに
長く湯にいすぎてのぼせたことに気が付く。 抱っこして連れてってと甘え度もMAXになる。
トラック6
■トラック6『岩戸の中に秘めた想い(Voice)』(10:26)
「好きって気持ちに踊らされて、四苦八苦しながら懸命に想いを伝えて」
「わた、し……本当に恋、しちゃってたんだ……」
のぼせた天子と縁側で涼むことにした「あなた」は隣りあって腰かける
天子は風にあたるうちに、自分の想いに気付き始める
よほどのぼせたのかまだぽわぽわしている様子 2人で縁側に座り風に当たる
頭を肩に寄せ手の甲を上から握ってほしいと恋人つなぎまで要求してくる。
そして湯のほとぼりが冷めやらぬ中、意を決した様子で話しかけてくる天子
主人公のことを離したくない、ずっとそばにいてほしいと
彼女には分からない。このドキドキする感情が場に飲まれた一刻のものなのかそうでないのかも分からない。
人間に恋するなんてことは初めてなのだから。
その感情を確かめるように天子と見つめあう。そして主人公の瞳の中に映る自分の姿を見て気づいてしまう。
いつもの高慢で天真爛漫な天人ではなく”しおらしく恋する普通の少女”が映っていたことに。
今まで天人として強気に振舞ってきたが恋の前では何も関係ないと思い知らされる。
そこで本当に自分が人間に恋してしまったことに改めて気づく。
それでも好きだと認めてしまったら自分を抑えられなくなっちゃうという葛藤で悶えている
姿がたまらなく愛おしくて可愛い。
トラック7
■トラック7『比那名居天子と恋人になる程度の日々(Voice)』(6:15)
「言は簡なるをもって貴しとなす、とも言うものね」
「末長く、一緒にいさせてね……あなた♪」
唇を重ねて、恥ずかしそうに反発する天子。しかし、想いは確かだった
好きという気持ちを自覚しながらも言葉を重ねて「あなた」へ告白する
そしてサンプルボイスにはなかったトラック7
エピローグ的な感じ タイトルの通り恋人になった2人
恋を自覚した天子から1度きりの本気の告白が聞けます。
総評
長々と書いてきましたが最高でした! 二人称呼びである「あなた」から、恋人である「アナタ」
になっていく物語でした。
まりんかの声が好きで買った人も比那名居天子というキャラクターが好きで買った人も
どちらも満足できる素晴らしい作品だと思いました!!
ストーリーもしっかりしており演技も上手くて距離も近い
ドキドキニヤニヤできて何回もリピートしたくなるようなそんな作品でした!
制作会社様と声優さんに感謝!
こんな作品もおすすめ!ってものがあったらコメントも募集しています!
それではみなさん、良きASMRライフを~✋
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